オタクが萌を吐き出すよ

魔入間にハマってどうしようもない気持ちを吐き出します。他のハマった漫画やラノベなどについても語るよ。

魔入間1巻 偏った感想

アスモデウスアリスとの出会いの1巻。なんやかんや濃ゆい1巻である。

主人公であり人間の入間が魔界に来て、翌日には学校に通ってるというスピード感。そしてすぐにアスモデウスアリスが登場!もう出るの!

アスモデウスアリスは入試首席の超エリート。しかもイケメンで貴族で上流悪魔。周囲から「あのアスモデウス家」と一目置かれる家系出身。そのアスモデウスアリスが晴れの舞台を台無しにされた怒りとオーダーメイドで新調した制服を披露できなかった悔しさから入間をボコボコにしようとギャラリーまで用意してやってくるギャップがたまらんのよ。代表スピーチたくさん練習したんだろうなぁと想像するとほっこりする。

アスモデウス家は美徳と破壊を司り、礼節を重んじる家系の悪魔なので、無礼なことがあるとすぐキレるらしい。こんなキレるの?ってくらいキレるんだけど、たぶん作中でカルエゴ先生と同じくらいキレてる。それでも最初は入間のこと「君(キミ)」と呼んでいたのよ、数コマで「貴様」になったけど。アスモデウスアリスに君って呼ばれたい。

 

いやはやしかし入間に負けた後のこの身を全て捧げますペカー!ってお顔が可愛いすぎんか?魔入間好きな人の大半はこの初っ端のアリスの笑顔に心持ってかれてると思う。ここが最初の沼です。

その後も入間様入間様って…貴族で強い美形が初登校日からセコムしてくれるとか最高の学校生活かよ。しかもこの身を全て捧げるとまで言われて初めてのスクールライフがこれって入間くん裏山けしからんな。

正直アスモデウスアリスがいなければこの作品ここまでハマらなかっただろうし、アスモデウスアリスがいたから入間くんも安心して学校生活送れてると思うよ。アリスがいなければ学校のことも悪魔のことも何一つ分からず馴染めず毎日怖い思いしてひとりぼっちのままだったと思う。そういう存在として作者がアリスを作ったのはわかってるけど、こんな都合の良い存在ふつういないんだからね…入間くん…!!

使い魔を召喚したときの「感服しました!涙」でアリスの今後のポジションを察したけど、アニメだと追加で「参りました入間様!涙」もあるんだよね。テンポがよくて笑っちゃった。原作よりアニメのほうが「参りました!入間様!」ってよく言ってる気がする。魔入ました!入間くんだもんね。なるほど掛けてるのねってこのとき気付いた。アリスの使い魔ゴルゴンスネークがかっこよくて好きなので今後もっと出してほしい。あとアニメだとゴルゴンスネークもアリスにならって入間にお辞儀してるんだよね。萌ポイント。あとあとアリスのテーマ曲?がとても良い〜!アリスがギャグキャラになってしまうの早すぎて忘れがちだけど学年首席だもんな、かっこいいよな。

ところでアスモデウス家は礼節を重んじてるわりには入間が絡むと教師相手であろうと突撃しようとするし、どういう了見なんだ…?相手はハイランク悪魔だぞ…。

 

1巻はとにかくアリス→入間の想いが強すぎて、悪魔ってみんなこうなのか?アリスがおかしいんか?みたいな気持ちだった。たぶんアリスがおかしい。テトテト歩く入間を後ろから微笑みながら少し腰を曲げて見つめてるの尊みポイント。どういう感情を持てばそんな顔になるの…?

悪魔だからなのか、同性にドキドキするシーンみたいなのが結構あるのよね。ランクや魔力に憧れてる!みたいな感じだと思うけど、アリスもこのときはそういった入間の強さ(?)に対して惚れたってかんじだったのかな。

誰もが美しいと思うアリスが自分にべったりだというのにツッコミはするけどドキドキはしない入間くんてかなり凄いと思うのよ。見た目で左右されないんだな。私だったら毎日デレデレしちゃうし、なんなら美しすぎて隣にいたくない…ってなりそう。アリス、宝石のように美しいって言われたりしてるんだぞ。

 

そしてウァラククララ登場!

アリスと入間くん2人きりの世界は一瞬でしたね。こっからペアでいることほとんどないのが少し残念。序盤の2人でいたときが1番アリスから入間へハートが飛んでいたな。本当に可愛かったな。なので1巻やアニメ1話が結構好きだったりする。

でもクララが参入することで、アリスは完全にクララのお守りに。クララに何度もブチ切れて貴様〜〜!って追いかけ回してるのウケる。首席なのに。気軽にキレられる相手ができてよかったねアズアズ!でもこの時はまだ、入間にベタベタするクララ邪魔だ!離れろ!みたいな感じだったな。それでもボコボコにしたり拒絶したりしないのは、入間が一緒にいることを受け入れたからなんだろうね。あんなに関わりたくないって言ってたのに入間に一言言われただけで関わりまくるの許すとか、アリスどんだけ従順なの。何がお前をそうさせてるんだ。

そんで3人はオトモダチに。3人がオトモダチというより、アリスとクララがそれぞれ入間のオトモダチってかんじ。でも悪魔にはオトモダチの概念はないんだね…?恋人はあるのに…?結婚もするのに…?カルエゴとバラムは同級生で仲が良くて腐れ縁って設定だけど、それがオトモダチでないなら何になるの…?魔界難しい…。

 

飛行レースだと、アリスの真面目さと優秀さがよくわかりましたね。他のクラスメイトがふざけながら飛んでる中、ビュンビュン飛んで見事1位。家系能力の炎や使い魔を上手に使ってるあたりも、本当に優秀なんだなぁって。だからこそアリスは入間以外に心を開いていないし(本当に入間に心を開いてるかはわからないけど)心底どうでもいい、なんなら入間を傷つけたり邪魔するなら排除するくらいにしか思ってなさそう。アリスは特別優秀で、彼らは出来損ないな雰囲気あったからね、最初はね。

アリスの背中に乗って自分で飛ばなかったクララは、アリスに乗ってけば楽だからとかいう理由だと思ってたけど、今になっても羽根を出した姿が一度もないとなると、何か秘密があるのかも?ウァラク・クララはウァラクという名前のモチーフにされてる悪魔がいて、その悪魔の羽根は天使のように白いらしい。悪魔の羽根は基本的に黒いから、コンプレックスで出していないのかも?

この辺もそのうち話に出てくるといいな。

 

魔王への伏線って1巻にぜんぶあるんだねって。

次期魔王の予言の「あまねく種族を配下におさめ血の契約を交わし」、これはオトモダチのこと。アリスが「オトモダチとは苦楽を分かち死ぬまで尽くす血の契約」みたいなこと言ってたしみんなそれ信じちゃってるし。クラスメイトのみんな色んな種族だし。

「万物を癒やし」は人間ってこと。人間である入間の血一滴で大きな鳥の怪我を一瞬で治したもんね。人間はバレたら悪魔に喰われる!って脅されてたけど本質はそういうんじゃないんじゃないかな。魔界での人間は色んな意味でめちゃくちゃ貴重。

「異郷より舞い降りて」は人間界のことだし、

「右手にソロモンの指輪」は悪食の指輪のことになる。

完全に入間くんなんですけど、冷静に考えて人間の入間くんがどうやれば魔界の王様になれるんだ??多分悪魔って寿命がめちゃくちゃ長い。魔王の座が何百年も空席って言ってるのに当時の側近達はピンピンしてるし。入間くん頑張っても100年も保たないけど。魔界のゴハンたくさん食べればそのうち悪魔みたいな体質になるのかな?千と千尋かな。

 

 

個人的には貴族のアスモデウスアリスが学食で食事してるのが悶る萌です。シェフを呼んでるのでとか言いそうな顔してるのに!かわいい!